赤ちゃんの「背中スイッチ」で着地の失敗をなくす方法

3分で分かる!寝かしつけ強化クラス




乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。

ママを困らせる赤ちゃんの背中スイッチ。

背中スイッチというのは、抱っこして寝かしつけた子をベッドや布団に置こうとした時に、背中にスイッチやセンサーでもあるかのように「わーーーん!」と泣き始めることを指します。

 

私自身かなーーーり苦労をしまして、ほんとうちの子はねんねが下手だったので、ずっと抱っこで寝かしつけをしていて、やっと寝た!!!と思ってそーーーーーっとやるんですけどね…
まぁ大体2-3トライするんですが失敗で。。ラグビーか!ってくらいに何度もトライしました。

でも4回目とかになるともう気力なくなって、結局だっこでいいや!もう泣かれるのしんど!ってなって、でもそのままお腹の上に置いて寝るともう7-8kgくらいになってくると重いし腰も痛いし…でほんとつらかったです。

この記事を読んでくださっている方の中にも、これどうしたらいいかわからない!頼むから降ろさせてくれ!少しでも楽になりたい!という方もいらっしゃると思います。
そんな方のために、背中スイッチ解消法を解説していきます。

 

背中スイッチをなくすためには?

みなさんは背中スイッチ対策って何をされていますか?

スイッチを発動させないためにそろーりそろーり下ろすことに命をかけてませんか?

これね、対処療法的には合っているんですけど、根本解決にはなっていないんです。

 

そもそも、背中スイッチが起こってしまうのって、抱っこして寝かせているからですよね。

だから、背中スイッチをなくしていくためには抱っこからおりて寝る練習をするのが1番なんです。

 

いやいやいや!むりむり!無理だから抱っこで寝かせてるんじゃん!って思うかもしれませんが、いやこれ私も思ってましたけどね、ちゃーんと練習すればできるようになります。

 

いいですか?大事なことだからもう一回いいます。

あなたのお子さんはちゃんと寝床に降りて寝られます!!!!

 

ので、練習をしていきましょう。

 

背中スイッチをなくすための練習

背中スイッチが起きる主な理由は「眠りが浅いから」です。

深く眠っているタイミングならおろせる可能性もあります。具体的には眠りについてから15分後ぐらいですね。

そこでおろせて万々歳!であればそれでもよいのですが、これだと短い時間で起きてしまう可能性が高いです。

なぜなら赤ちゃんにとっては「抱っこされて寝たはずなのにおろされている」からです。

睡眠の切れ目でふと目が開いたときにね、「え!なんで!ママは?!抱っこは?!」ってなるわけですよ。それで起きちゃうんです。

 

だから最初から降りて寝られていることが重要

最初からベッドや布団で寝られていれば「あぁ。そうだよな、ここで寝たよな…むにゃむにゃ…」と次の睡眠サイクルに入っていける確率が高まるんです。

 

じゃあまずどうするか。

まずは寝床に置かれる練習をします。

 

いつもいつも眠くなってくるとママやパパが抱っこしてくれていたから、赤ちゃんの中では「ねむい=抱っこしてもらって寝る」とプログラムされちゃってるんですよね。

これを解消していってあげる必要があります。

 

ステップ①

まず、眠るときはここで寝る。と教えます。これは日々言い聞かせていくと効果的です。

「ここがねんねの場所だからね。抱っこじゃなくて、ここで寝られるようにしていこうね。ママ体が痛くなっちゃうから。」

そんな風に言い聞かせます。

 

ステップ②

次に、眠くなりすぎる前のタイミングを見計らってルーティーンをします。

ルーティーンは入眠儀式ですね。これから寝るよ!という合図です。

いつも同じタイミングで歌を歌うとか、絵本を読むとか、お人形におやすみの挨拶をするなど、簡単に短く済むものが望ましいです。

 

ステップ③

寝床に連れて行って、置きます。

いきなり寝かしつけようとしなくてOK。まずは置いて、少し暗くしたところで一緒にイチャイチャしたり、なでくりまわしたりするイメージです。

だんだん眠くなってきてグズグズしてくると思いますが、まずは寝床に降りた状態で寝られることを目指しましょう。

トントンしたり、なでなでしたり、上から覆いかぶさってみたり、手を繋いだり、できるだけ抱っこではない方法で落ち着かせることを頑張ってみましょう。

でもどうにも泣いてしまう、どうやったってこれでは寝ないだろうというときは抱っこしてOK。

そのときにまだママやパパの余力や気力があるようなら、完全に寝落ちする前に置くトライをしてみてください。余力なかったらやらなくていいです!着地できなくてイライラするし、お互いに疲れてしまうので。

 

これ、赤ちゃんが3ヶ月以下のときはリビングでねんねでも良いので、リビングの明るいところでやってもらっても構いません。寝返り前の子はおくるみするのも背中スイッチには効果あります。寝返りしそうになったら卒業しないとですけどね!

おくるみを巻くのは結構難しいので、おすすめはスワドルアップです!

寝返りをしたら片袖ずつ外していく、ステージ2もあります。

 

これを知っているとラクできる

背中スイッチに悩む方に、これ持ってますか?活用してね!というもう1つのアイテムがスリング。

背中スイッチを根本的に解消するためには上記でお伝えしたことをやっていただきたいのですが、まぁ急にはできるようになりません。ついた習慣をなおすには時間がかかります。

でも腕や肩がもう限界…ということありますよね。そういうとき、抱っこ紐を使うと少しラクですよね。

 

抱っこで寝かしつけしているとき、どんな抱っこ紐でやっていますか?

エルゴ?ベビービョルン?そのあたりの抱っこ紐が多いかもしれないですね。でもこれらが背中スイッチの原因になっていることも考えられます。

 

家の中で寝かしつけするなら私のおすすめは圧倒的にスリングです。

エルゴやベビービョルンのようなしっかりした抱っこ紐は、外すときにバックルがカチッといったり、ベリベリっと剥がす音がしたりして、赤ちゃんを反応させる原因になりかねません。

↓私が愛用していたのは「ベビーケターンアクティブメッシュ」

スリングタイプなら音もせず包まれた気持ちのまま着地することができるので、着地できてからテーブルクロス引きの容量でスリングを引き抜けば着地が割とラクにできます。

もうこれがなかったら育児できなかった…といっても全く過言ではなくこれでばかり寝かしつけをしていました。

いまはコニーとかも流行ってますよね。

 

おりて寝る練習はぜひ取り組んでいただきたいですが、今日はもう無理だっこで…という日にはこういうアイテムを活用していただくといいと思います!

頑張りすぎず、頼れるものには頼って育児していきましょうね〜!




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