専門家が解説!2・3歳児が寝ない4つの理由とスムーズに眠る6つの対策
専門家が解説!2・3歳児が寝ない4つの理由とスムーズに眠る6つの対策

こんにちは、ねんねママです。
「もう少し!」「まだ遊ぶ!」「もう一回絵本読んで!」
2歳、3歳になると、体力がついてなかなか寝てくれなくなりますよね。
私のところにも、毎日がんばるママたちから切実な相談がたくさん届きます。
「21時に布団に入っても23時まで寝ない…」
「寝ようとすると突然トイレに行きたがる…」
貴重な一人時間や家事を前に、時計を見て焦る気持ち、本当によく分かります。
実はわが家でも、赤ちゃんの頃はセルフねんねが上手だった息子が、2歳後半頃からは遊びたくて遊びたくて「まだやるの!」と寝たがらなくなり、日々試行錯誤の連続でした。
でも、この時期の子どもが寝ないのにはちゃんとした理由と、必ず改善の光が見える対策法があります!
今回は、2・3歳児が寝ない4つの理由と、今夜から実践できる6つの対策法をお話ししますね。
2・3歳児がなかなか寝ない4つの理由

まずは、どうしてこの時期の子どもたちがこんなに寝てくれないのか、その理由を4つに分けて解説しますね。
①旺盛な発達欲求
この時期の子どもたちは、とにかくぐんぐん発達したい時期真っ最中!
体も動かしたいし、お絵描きもごっこ遊びも楽しくて仕方がありません。
子どもにとっては寝るよりも遊ぶ方が断然楽しいわけですね。
大人から見ればHP(体力)ゼロに見えても、本人にとっては「まだ遊べる!」状態なのです。
②イヤイヤ期の真っ最中
2・3歳はイヤイヤ期のピークですよね。
人間の脳の中で、我慢や自分をコントロールする力を司る前頭前野という部分は、まだ発達の途中です。
しっかり自分をコントロールできるようになるのは4歳頃から。
だから「まだ寝たくない!」と自己主張するのは、脳の発達段階として実はとても自然なことなんです。
③昼寝するのかしないのか問題
特に2歳後半から3歳にかけて、お昼寝との関係がとっても複雑になります。
昼寝をすると ➔ 夜は体力が有り余って眠くならない
昼寝をしないと ➔ 夕方にHPが切れてグズグズになる
この板挟みに悩むママは本当に多いですし、スケジュール調整が一番難しい時期でもあります。
④言葉が発達途上
2・3歳は言葉が急速に発達しているものの、
「眠いけれどなんだか寂しくて不安」
「大好きなおもちゃをまだ片付けたくなかった」
といった複雑な気持ちを100%言葉で表現することはまだできません。
こうしたイライラが、結果的に癇癪(かんしゃく)となり、脳が興奮して覚醒してしまう原因になります。
今夜からできる!早く寝かせる6つの対策

理由が見えてきたところで、今日から実践できる具体的な対策を6つご紹介します。
① 朝はなるべく早く起きて、太陽の光を浴びる
朝の光を浴びることで、子どもの体内時計がしっかりとリセットされます。
すると、夜に眠りを誘う「メラトニン」という睡眠ホルモンが、夜の適切な時間にきちんと分泌されるようになります。
できれば朝7時までに起こして、カーテンを開けて朝日をともに浴びましょう。
② お昼寝は15時頃までに!遅くなる場合は時間を短く
3歳児前後のデリケートなお昼寝事情は、以下の基準でコントロールしてあげるのがおすすめです。
お昼寝が必要な子
15時までには終わらせる寝つくのが遅くなってしまった場合
30分程度で切り上げて起こす
遅くても17時までには起こした方が、夜の就寝への影響を最小限に抑えられます。
起こしてグズるときは、「お目覚めの特別ジュース」などの楽しみを用意しておくと効果的ですよ。
③ 就寝1時間前にはテレビやスマホなどの画面を見せない
テレビやスマホなどの液晶画面から発せられるブルーライトには、強い覚醒効果があります。
理想は就寝の1時間前からは画面を見せないこと。
ワンオペなどで完全禁止が難しい場合は、お風呂の前までならOKなど、わが家なりの一貫したルールを設けてあげてくださいね。
④ お風呂は就寝の45分〜1時間前に!その後は明かりを暗めに
人間は、お風呂で上がった体温がスーッと下がっていく時に強い眠気を感じる仕組みになっています。そのため、お布団に入る45分〜1時間前までにお風呂を済ませておくのがベストです。
お風呂上がりはリビングのメイン照明を消して、間接照明などの暗めの光で過ごしましょう。
⑤ 「就寝ルーティーン」を定番化する
子どもはいつも通りの流れが大好きで、次に何が起こるか予測できることに強い安心感を覚えます。
【おすすめの就寝ルーティーン例】 お風呂 ➔ パジャマに着替え ➔ 歯磨き ➔ トイレ ➔ 絵本を読む ➔ おやすみのハイタッチ
無理に押し付けると癇癪のスイッチが入ってしまうので、「今日のお話は、絵本にする?それともお歌にする?」というように、子どもに選択肢を与えて選ばせるのが上手くいくコツです。
⑥ いつまでもお話ししない、できれば途中で部屋を出る
3歳頃になると言葉が上手になるので、「もう一回だけ絵本読んで」とママを引き留める交渉が本当に上手になります。ここでズルズル付き合うといつまでも寝ません。
「最後にお話するのはこれね」と境界線をしっかり引いたり、「ママはお洗濯をしてくるからね」と部屋を離れる理由を説明して、ママが隣にべったりいなくても眠れる(セルフねんね)へのステップアップを促してみましょう。
わが家が導入して大ヒットした工夫

↑画像は頭の上ですが、おすすめは床置きです。
とはいえ、お部屋を出ていこうとするとギャン泣きしてしまうようになるのも、まさにこの時期あるあるですよね。
息子も「ママ一緒に寝て〜」と部屋を出るのを嫌がるようになりました。
そこで私は無理に押し切ることはせず、部屋のサークルの中で一緒に横になってあげる。ただし、寝つくまでは付き合わず、途中で抜けるという落とし所を選びました。
ただ、寝室にずーーっと一緒に拘束されてしまうと、やりたい作業が進まずにイライラが募ってしまいますよね。
そこで、寝つきを少しでも早くするためにわが家が導入して大ヒットした工夫が、「お楽しみ暗転」です!
暗くしたからこそできる楽しいイベントを用意して、先に電気を消してしまう作戦です。わが家では、「ミッフィーの小さなシリコンライト」を愛用しています。
お部屋を真っ暗にした状態で、その可愛いライトだけをポンと優しく灯し
「さあ、ミッフィーちゃんも一緒におやすみしようね」
と、ひそひそ声でお話しするんです。
子どもにとっては「暗くするとミッフィーちゃんが光る、特別で楽しい時間」に変わるため、嫌がらずに自ら進んで電気を消させてくれます。
おかげで視覚的な刺激が減り、そこからトントンするだけで驚くほどスムーズに眠ってくれるようになりました。
おわりに
世界的な推奨では、この時期に必要な睡眠時間(お昼寝を含む)の目安は1〜2歳で11〜14時間、3〜5歳で10〜13時間です。
理想のスケジュールはありますが、一番大切なのは皆さんご家庭のライフスタイルに合わせるということです。
教科書通りのルールを無理に強制して毎日ガミガミ怒るくらいなら、少し就寝時間が遅くなったとしても、家族みんなが笑顔で心地よく過ごせるご家庭なりのリズムを見つける方が、何倍も素晴らしいことです。
完璧を目指さず、ママの心が一番ラクになる落とし所を一緒に探していきましょうね。
▼YouTube動画でも詳しく解説しています。








