ネントレをしないほうがいい人って?ネントレなしでできる3つのこと
ネントレをしないほうがいい人って?ネントレなしでできる3つのこと

ネントレとは、ねんねトレーニングのことです。
よく知られているのは赤ちゃんを部屋に置いて泣かせたりしながら、一人で寝る練習をしていくというもの。
「ネントレってした方がいいのかな?」
「ネントレしたくないな…」
と一度は思われたことのある方もいるかもしれませんが、ネントレは必須ではありません。むしろ、しない方がいい人もいるんです。
今回の記事では乳幼児睡眠コンサルタントねんねママが、
ネントレしないほうがいい人って?
ネントレする前にやってほしいこと3つ
をお伝えします。
ネントレしないほうがいい人って?

そもそも、皆さんお子さんの寝かしつけや夜泣きに悩んでいますか?悩んでないです!という人、もちろんネントレしなくてOKです。授乳で寝かせていても、抱っこで寝かせていても、悩んでないならOK!
でもねんねで悩んでますって方も結構多いですよね。もしねんね関係のことで辛いなと思っていたとしても、その答えは「じゃあネントレしよう!」ではありません。
私はねんね悩んでいる人のための相談コミュニティ(寝かしつけ強化クラス)を運営していますが、そこでの相談でネントレするかどうかの判断をする際によく『天秤』の話をします。
赤ちゃんが寝なくて、こっちも睡眠不足でつらくて困る!というお困り度合いと、
泣かせたくない!泣き声は聞きたくない!というイヤ度合い。
この2つを天秤にかけて「つらくて困る!」が勝っていなければ、ネントレしなくていいと思っています。
ネントレって、最終的にそれをすれば寝てくれるようになるというお守りカード、切り札みたいなもの。その効果自体は世界の研究でも科学的に証明されています。
ちゃんとネントレすると、赤ちゃんたちはぐっすり寝るようになると効果は証明されてるんです。
だから、その天秤で「寝なくてつらい!」が勝ったときにはその切り札が使えます。
それまでは「切り札はあるけど、まだ使っていない」「まだ本気出してないだけよ〜いつでも本気出せばネントレして改善できるけどね!」と思っておいてください。
だから、
「夜泣きしんどいな〜」
「あ〜起きる回数減って欲しいな〜」
と思っていても、
「でもネントレで泣かせるのやだな〜」
と思っているなら、しないほうがいいんです。
逆に「ネントレしたほうがいいって言われたからやってみるか…」と、重い腰をあげる感じでイヤイヤ後ろ向きに取り組むと失敗します。そのケースを何回も見てきました。
ですから、もしネントレするなら「これで解決する!やってやるぞ!」という決意を持って取り組みましょう。
我が子を泣かせるのなんて誰だって嫌なので、「それでも乗り越えよう!これでなんとかするんだ!」という目的を持ってる人じゃないと「あれ?なんのためにやってるんだっけ?かわいそうじゃない?」となってしまうんです。
だから天秤理論で「寝なくてつらい!」よりも「泣かせたくない!」が勝っている人は、泣かせるようなネントレはしないことをおすすめします。
ネントレする前にやってほしいこと3つ
では、そこまで思い詰めないと何も対策できないのか?というわけではありません。
むしろその前の対策をするだけで、ネントレしなくても解決できることはたくさんあります。
なので、ネントレしなくてもやっておくと良いこと、ネントレに踏み切る前にやっておいて欲しいことを最後に3つご紹介します。
①生活リズムを(できるだけ)整える
赤ちゃんは生まれたときは昼夜逆転していることが多いので、昼は明るく、夜は暗く過ごすようにしましょう。
昼も夜も赤ちゃん任せで寝かせ放題にしておくと昼夜逆転してしまったり、昼にいっぱい寝たから夜寝られないということになってしまいます。
昼は3時間くらい寝ていたら起こし、夜はもし寝てくれるようならわざわざ起こさず、必要な場合はそっと授乳だけしてあげてください。
※月齢や個人によって時間の目安は異なります。
また、夜寝るように昼寝させないようにすると、
昼寝が足りないので疲れすぎて夜ギャン泣き
コンディションが悪く少しの刺激で目を覚ます
機嫌が悪く寝る前にグズってしまう
というトラブルを引き起こしますので、昼寝は適度にさせてあげましょう。
活動時間(覚醒時間)と呼ばれる時間がありますが、その通りに!と追い込まれすぎる必要はありません。活動時間を参考にして「眠いのかな?」とお子さんを観察して昼寝をたくさん取らせるのが大切です。
▼活動時間目安表

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②睡眠環境を整える
まず光、音、暑さ・寒さという、眠りを妨げる原因を取り除いてあげましょう。
光や音など刺激になるものは無いようにします。なるべく寝室は真っ暗が好ましいですが、授乳などで光が必要な場合は直接光源が目に入らないところにライトを置いてください。
暑さ・寒さも眠りを妨げる原因になります。室温が16度以下になると睡眠の質は下がるので冬でも18~19度を保ってあげましょう。
夏はエアコンをかけないと熱中症になりますし、暑いと寝返りが増えて起きやすくなります。
大人が快適だと思う室温で、なるべく暗くしておくことが大切です。
また、安心して見守れる寝床の整備もしておきましょう。安全な環境であればちょっとグズってもトントンくらいで見守ることができますし、他の部屋からベビーモニターで様子を見ることもできます。
しかし落ちるかもしれない、埋まるかもしれないという睡眠環境だと見守れません。危険だとどうしても手が出てしまい、赤ちゃんは泣いたら人が来る、何かしてくれると思ってしまうので眠りの練習機会が奪われてしまいます。
命の安全のためにも寝床の環境はしっかり整えてください。
生活リズムと寝床の環境を整えるのは大事な睡眠の土台になります。
土台がととのったら③にもチャレンジしてみてくださいね。
③ちょっとだけねんねの練習をしてみる
寝かしつける時「さぁねんねだよ」と最初から抱っこしたり授乳したりしていませんか?
「ちょっとだけねんねの練習」をしてみることをおすすめします。
まず寝る場所はお布団(ベッド)だと教えるために下ろす
その後、泣いても2-3分(できなければ1分でも)見守る
眠れなさそうなら抱き上げて落ち着かせる
またお布団(ベッド)に置いて…を2~3回繰り返す
この経験が積み重なってくると「こういう感じで寝ればいいのか!」と赤ちゃんもわかってくるので、抱っこや授乳を手厚くしなくてもトントンで寝てくれるのでラクになります。まずはそこを目指してみてくださいね。
また、泣き声に波が出たらチャンスです。見守る時間を長くしてみてくださいね。徐々に見守り時間が長くなり、抱っこの時間が短くなり、布団で寝られるようになります。
▼YouTube動画で詳しく解説しています。
「自分で布団で寝る力」がつくことで、夜中にふと目が覚めてもまた自分で再入眠ができるようになりますので、まとめて長く寝てくれるようになることが期待できます。
もしネントレをするにしても、この感覚を養っておくのはとても大事です。この感覚があれば泣かせるネントレをしてもスムーズにいきやすくなりますよ。
おわりに
私は「ネントレをしなきゃいけない」「しましょう」とは全く思っていません。
でも「つらい、なんとかしたい」という天秤のほうが勝ったら、「ネントレという解決策がある」というのを心の支えにしてもいいと思っています。
ネントレしなきゃ!と自分が焦っていたり、もし周りに焦っている人がいたらぜひ伝えてあげてくださいね。
▼YouTube動画で詳しく解説しています。








