絶対やめて!赤ちゃんが寝るときの危険な寒さ対策3選

3分で分かる!寝かしつけ強化クラス




子育てに「絶対」というものはそう多くはないと思っています。
でも唯一守らなくてはならないのが、子供の安全・命に関わること!
今回あえて「絶対やめて」という言葉を使ったのは命に関わることだからなんです。

段々寒くなるにつれ、赤ちゃんが夜寝るとき

「寒くないかな?」「もっとあたたかい方がいいかな?」

と心配になりますよね。


実は寒い時期というのは乳幼児突然死症候群(SIDS)の発生率が上がることがわかっています。

ねんねママ
赤ちゃんを心配して良かれとやっていることが、命に関わる危険な寒さ対策に繋がっていませんか?

今回の記事では

  • 赤ちゃんが寝るときの危険な寒さ対策3選
  • 赤ちゃんが寝るときの寒さ対策でよくある質問

を解説しています。
ぜひ今一度、確認してみて下さい。

赤ちゃんが寝るときの危険な寒さ対策3選

①ホットカーペットの上に寝かせる

赤ちゃんを温めすぎてはいけません!
ホットカーペットの上で寝かせることは、過度の体温上昇により乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが上がります。

体温調節機能が未熟な2歳未満の赤ちゃんは、ホットカーペットによる体温上昇で心肺の動きが弱まる可能性があるのです。
乳幼児突然死症候群(SIDS)は原因不明とされているので一説ではありますが、温めすぎがリスクになることがわかっていますので注意しましょう。

ねんねママ
乳幼児突然死症候群については、YouTubeでお二人の小児科の先生をお招きしてリスクと対策についてお話もしています!


②暖かい毛布をかけて寝かせる

0歳の赤ちゃんに掛け布団は基本NGです。

分厚い毛布やふわふわの掛け布団は赤ちゃんの自由を制限し窒息のリスクがある上に、過度な体温上昇を引き起こしかねません。

寒さ対策としては新生児~3ヶ月(寝返り前)まではおくるみ、それ以降はスリーパーの活用をおすすめします。

ねんねママ
赤ちゃんが寝るときの服装に関してはYouTubeでも解説しています。

③ストーブの傍で寝かせる

ストーブの傍で寝かせると、赤ちゃんの体温が上がりすぎてしまいます。

どんなストーブかで多少の違いはありますが、赤ちゃんから離して使え、部屋全体を暖めるものがいいでしょう。

エアコンは直接風が当たらないようにして、室温を一定に保つために、一晩中つけたままにしてあげることを推奨します。その際は設定温度を高くし過ぎないように注意してください。

赤ちゃんが寝るときの寒さ対策でよくある質問

Q.暖かいシーツを使ってもいいですか?

ねんねママ
室温が15℃を下回るなど寒い場合は使うのもいいでしょう。
ただ熱がこもりやすいので気をつけて下さい。

また、ふわふわの毛足が長いシーツなどはうつ伏せになったときに顔が埋まらないか注意しましょう。

Q.寝るときに靴下を履かせていいですか?

ねんねママ
絶対に駄目ではありませんが、足裏は体温調節に大切な部分なので履かせない方が無難です。
履かせるなら綿素材や通気性の良いものを使用しましょう。

また帽子の使用は絶対にやめてくださいね!

Q.足つきロンパースやスリープバッグの使用はいいですか?

ねんねママ
足つきにしなければならない理由がなければ、靴下と同じ理由で足が出ているタイプのロンパースがおすすめです。

おくるみやスリープバックは「裸足で袋に入っている状態」なので足までカバーされていても良いですが、室温は高すぎないように気をつけましょう。

Q.寒冷地でとても寒いのですが、それでも掛け布団は駄目ですか?

ねんねママ
窒息リスクもあるので掛けないことを推奨しています。
とても寒いのであれば、

  • 肌着を長袖にする
  • パジャマをキルティング素材など厚手のものにする
  • 中綿入りのスリープバッグなど活用する
  • など、できるだけ暖房や衣類での調節がおすすめです。
    ちなみに生後4ヶ月以降の赤ちゃんは大人マイナス1枚の服装が目安です。

    育児をしていると親の心配は尽きませんが、知っていることで守れる命があります。
    周りのパパやママ、育児に関わるおじいちゃんやおばあちゃん達などにもこの知識を共有していただけると嬉しく思います!

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    ▼この記事のYouTube動画はこちら




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