【おすすめグッズ】赤ちゃんがよく寝る寝室の作り方

3分で分かる!寝かしつけ強化クラス




乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(nenne_mama)です。

今回は、赤ちゃんの寝室に準備しておいた方がいいもの、反対にいらないものについてお伝えします。

妊娠中の方はまずここでご紹介するアイテムを検討してみてください。

最初から必要なものもあれば、中には生まれたあとで様子見ながら買うので良いものもあります。

いま赤ちゃんが寝てくれなくて困っている!という方は、お部屋の環境の見直しの参考にしてください。

ねんねママ
先にお伝えしておきますが、これを揃えておけば赤ちゃんが必ずぐっすり寝る!という魔法のアイテムがあるわけではありません。そんなものがあったら世界中から夜泣きが消えてますよね!

部屋が整えられていないと、赤ちゃん自身に寝られる能力があってもそれを妨害してしまいかねません。

ですので、お部屋作りはとっても大切!よく寝る赤ちゃんを育てるために参考にしていただければと思います。

準備したいもの12選

普段から赤ちゃんの睡眠に悩む方の相談を受け、乳幼児睡眠のプロの私が、準備した方が良い12のアイテムをご紹介します。

①ベビーベッドまたはベビーサークル

赤ちゃんにとって理想的な寝床はベビーベッドです。

しっかりと自分の場所が区切られていて境界が明確なので「ここは自分の場所」と安心できます。

また、家族と身体の接触がないので布団がかかってしまったり、下敷きになる危険がありません。

ベビーベッドなんて物置になっちゃうからいらないよ!

と、先輩ママに言われたという話をよく聞きます。

それもたしかに現実にはある話です。

しかし、だからといって不要ということではありません。

ベビーベッドはあるけれど、置いたら泣いちゃうから添い寝で…としていたら、赤ちゃんは「私の寝るところはママの隣」と覚えてしまいます。

そうなると、ベビーベッドには寝られなくなってしまうんです。

そのメカニズムさえわかっていれば、ベビーベッドが物置になることは防げます。

何はよくて何はダメなのか、どこで寝なくてはいけないのか、それを明確にしてあげましょう。

ねんねママ
赤ちゃんは環境をものすごい力で吸収する生き物です。
環境を整えて、ルールをしっかり教えてあげれば、それを吸収して適応することができます。

しかし、ベッドでなければ「いけない」か、と言われればそんなことはありません。

布団でももちろんOKです。

ただし、大人用の布団ではなく、赤ちゃん用のものを用意してあげましょう。

なにが違うのかというと、硬さが違います。

赤ちゃんは背骨や筋肉が未発達なのでやわらかい敷布団だと発達によくないのと、うつ伏せになってしまったときに鼻や口が埋まってしまうと窒息の危険性もあるためです。

おすすめは、ベビーサークルで布団を囲っておくことです。

布団で寝る場合に、必ずという程ではないです。

ベビーベッドのように境界線をしっかりしてあげることで親との接触がなくなって安全なのと、自分で寝る力が身につけやすくなるためです。

ねんねママ
こちらは付け外しがラクだし、延長できる部品も別途あるので調整がしやすいです。
補足
アメリカの小児科学会も「部屋はシェアして、ベッドはシェアしない」というのを赤ちゃんの安全な睡眠環境として掲げています。

様子の変化にすぐに気づけるように同室にいつつ、接触がないような環境にしてあげることが理想的です。

②赤ちゃん用の敷布団/マットレス

①とも関連しますが、赤ちゃん用の敷布団やマットレスは重要です。

柔らかかったり、体が沈み込んでしまうようなものは避けましょう。

大人にとっては

「こんなので寝るの?かたくて寝心地悪くない?」

と感じるかもしれませんが、赤ちゃんにはそれがちょうど良いので、赤ちゃん用を選んであげましょう。

ねんねママ
サイズは様々ですが、硬めのものを選ぶと安心です。

③遮光カーテン

赤ちゃんを寝かせるお部屋のカーテンはどんなカーテンですか?

寝室のカーテンは遮光カーテンだと良いです。

場合によっては、ちょっとおしゃれ丈の短めで、朝になると光が差し込むようにしてある方もいらっしゃるかもしれませんね(我が家がそうだったんですがw)。

しかし、その光の差し込みは睡眠を妨げてしまいます。

これは赤ちゃんに限りませんが、光があると人間は覚醒するようにできています。

だから、朝日が漏れてくると大人も自然と目が覚めますよね。

ですが、赤ちゃんは大人よりもさらに光に敏感です。

ねんねママ
カーテンからの光漏れがあると、夏場は朝4時半などの日の出とともに起きたり、夜も街灯やマンションの廊下の光に反応して寝付きが悪くなったり、夜中に覚醒してしまったりすることが考えられます。

ですので、遮光カーテンで光を遮断してあげるのがおすすめです。

遮光カーテン、とひとことでいってもいろんな等級がありますし、色味によっても遮光性は変わります。

できれば、1級以上のダークカラーをおすすめします。

過去のYouTube動画で、等級と色味ごとに光の漏れ方を比較している動画もあるので、そちらも参考に考えてみてください。

もし、今使っているカーテンの柄がとっても気に入っていて変えたくない!という場合は、カーテンライナーという遮光の裏地を付け足す商品もありますので、検討してみてくださいね。

④おくるみ/スリーパー

「おくるみ」と聞くとガーゼの大きい手拭いのようなものを想像される方も多いと思いますが、とにかく赤ちゃんが安心できるように包んであげるのが大事です。

ねんねママ
おくるみ講座に出られていたり、身近に教えてくれる人がいる場合はそういったタイプでも巻ければよいのですが、私の体感としてはかなり難しいです(笑)

お人形相手にはできても、実際にもにょもにょ動く赤ちゃん相手にきれいにきっちり、そして股関節脱臼にも配慮しながら巻き巻きするのは至難の業と感じました。

なので、そういった大きい手拭いタイプのおくるみ以外に、ワンタッチで巻いた状態にできるアイテムを用意しておくと安心です。

「おくるみ マジックテープ」とか「おくるみ ワンタッチ」などと検索するといろいろヒットするので探してみることをおすすめします。

注意
ただし、フードのついているものは避けましょう。頭をあたためるのは危険なので、スワドルミーやエイデンアンドアネイのようなフードが付いていないタイプのものを選んでください。

3ヶ月ごろになるとおくるみは卒業で、スリーパーへと移行することになります。

掛け布団は窒息リスクがあるので0歳のうちは使用せず、着るお布団であるスリーパーを活用することをおすすめします。

スリーパーと服を室温ごとにどう組み合わせて着せるかは、下記の動画で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

⑤ベビーモニター

全員に必須アイテムというわけではありませんが、あると便利なアイテムです。

赤ちゃんの様子を遠隔でカメラで観察できるのがポイントです。

例えば、一軒家でリビングは1階、寝室は2階で声が聞こえづらいという場合は、これがあると安心です。

お子さんと別部屋で大人が寝る場合はベビーモニターは必須アイテムです。

ねんねママ
ねんねトレーニングをする際にお子さんの様子を別部屋から見守るために導入される方もいるので、家の構造上、必要がなさそうであれば、必要になってから購入するのでも十分です!

ベビーモニターは、ほとんどの方が「パナソニック製」と「トリビュート製」を購入しています。

https://mominess.com/2021/05/24/recommendation-babymonitor/

⑥ホワイトノイズ

好みは分かれますが、個人的には大活躍したアイテムです。

ザーとかサーとか、雨がばしゃばしゃーって降ってる音のことを「ホワイトノイズ」と呼びます。

低月齢の赤ちゃんは、この音を聞いてママのお腹の中を思い出して安心する効果が期待できます。

月齢があがっても、この音には他の音をかき消す効果があります。

ねんねママ
寝かしつけた後に、リビングでテレビを見たり、会話をしたりお皿を洗ったりするのを忍者のように行動しなくて良くなるのでおすすめです。
私は娘が3歳になるまで愛用していました。

詳しい使い方やマシンのおすすめなどについてはこちらの記事をご覧ください。

⑦空気清浄機

あるに越したことはない!というのが空気清浄機です。

ねんねママ
ほこりやウイルスを吸って空気をきれいにしてくれるだけでなく、少し大きめの音で使えば、ホワイトノイズ代わりになることも期待できます。

⑧加湿器

冬生まれなら事前準備が必須なアイテムです。

赤ちゃんは自分で体温調節をするのが苦手です。

部屋が寒いと冷たくなってしまうし、温めすぎると体温が上昇しすぎてしまいます。

だから、エアコンなどで調節してあげることが大切なのですが、冬は暖房をつけると乾燥してしまいます。

ねんねママ
湿度は40~60%を保ってあげるのが理想ですので、加湿器をつけて乾燥をふせいであげてください。

⑨ナイトライト

授乳やおむつ替えのために手元が見えないと困ってしまうこともありますよね。

その場合は、豆電球やベッドサイドランプをつけるのではなく、足元に床置きライトを置くことをおすすめしています。

なぜ豆電球やベッドサイドランプでないほうが良いか?

ねんねママ
遮光カーテンと同様に、光は人間を覚醒させる効果があるので、光が直接目に入ってしまうと赤ちゃんが起きて覚醒してしまったり、うまく眠れずに泣いてしまう可能性があるためです。

なので、ナイトライトを暖色系の色でできるだけ暗い照度にして、直接目に入らない場所に設置しておくことをおすすめします。

⑩遮光マスキングテープ

これも必要であれば購入ください。

光に反応が強く、差し込んでくる朝日や、リビングの明かりで目が覚めてしまったり寝づらくなったりする場合は、少しの隙間漏れもふせぐように遮光のマスキングテープを使用することをおすすめします。

ねんねママ
お子さんによっては光に敏感で、ちょっとの明かり漏れでも寝づらくなってしまうことが考えられるので、そうかな?と思う場合は隙間という隙間をふさいでみてください。

うちの娘も光が入ると気になって寝られないタイプだったので、我が家の引き戸の隙間を遮光テープで塞いだ様子も記事で公開しているので、気になる方はご覧ください。

⑪エアコンウィング

部屋の構造上必要な場合だけで構いませんが、エアコンの風が直接あたってしまう恐れがある場合はウィングを使って風向きを変えてあげてください。

ねんねママ
直風が当たると乾燥もしますし、クーラーの場合は体温を持っていかれすぎるので、直風は避けるようにしましょう。

⑫暖かいシーツ/涼しいシーツ

これもとても寒くて必要があれば…なのですが、冬に室温が下がってしまう場合はあたたかい素材のシーツを使うのもアリです。
※熱がこもりやすいので、あたためすぎには注意。室温が15度を下回るほど寒い場合は検討を。基本的にはエアコンなど暖房での調整をおすすめします。

反対に夏は接触冷感素材などのシーツを使うのもアリです。

ねんねママ
接地面があたたかかったり、冷たかったりすると体感温度も変わってくるので。エアコンの設定が弱めでも快適に過ごせるようになります。試してみてください。

ここまで、準備しておくと良いアイテムをご紹介してきましたが、最後に「これはよく赤ちゃん準備リストに入っていたりするけど、いらないよ!」というものをお伝えしておきます。

赤ちゃんの寝室に不要なもの

枕は赤ちゃんにはそもそも身体の構造上不要ですし、やわらかいものを寝床に置くことは窒息のリスクにもなりますので避けましょう。

詳しくは、枕についてだけを解説した動画もありますので、そちらをご覧ください。

掛け布団

掛け布団はスリーパーのところでも軽く触れましたが、掛け布団や毛布そのものが窒息リスクになるので避けましょう。

ねんねママ
寒さ対策にはおくるみやスリーパー、エアコン、あたたかいシーツなどを活用しましょう。

ベッドガード/ベッドバンパー

ベッドガードはYouTubeなどでよく安全に寝るためのアイテムとしても紹介されていたりするのですが、こちらは明確に18ヶ月未満の使用は禁止されています。

ねんねママ
ベッドバンパーはアメリカでは販売が禁止されている州もあるくらい、注意が必要なアイテムです。
顔が埋まってしまうような柔らかい素材のものは絶対にベッドの中に置かないようにしましょう。

赤ちゃんの寝室おすすめグッズ、不要グッズまとめ

まとめ

①ベビーベッドまたはベビーサークル

②赤ちゃん用の敷布団/マットレス

③遮光カーテン

④おくるみ/スリーパー

⑤ベビーモニター

⑥ホワイトノイズ

⑦空気清浄機

⑧加湿器

⑨ナイトライト

⑩遮光マスキングテープ

⑪エアコンウィング

⑫暖かいシーツ/涼しいシーツ

<不要>枕(ドーナツも含め)・掛け布団・ベッドガード/ベッドバンパー

お部屋を整えることは非常に大事!

それ以外にもある程度スケジュールなどを知っていることも、寝ぐずりや夜泣きを防ぐためには大事な要素です。

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寝かしつけ強化クラスの詳細はこちらから→https://edition.mominess.com/%e5%af%9d%e3%81%8b%e3%81%97%e3%81%a4%e3%81%91%e5%bc%b7%e5%8c%96%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%b9/

ご覧いただき、ありがとうございました♪




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