乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。
暑い夏がやってきました。
梅雨が明けると手のひら返したように暑くなりますよね…
この暑さ、赤ちゃんの寝つきや寝ぐずり、寝たと思ったらすぐ起きてしまう、などのトラブルにも関係があります。
そういったトラブルの元を解消し、暑い日にちょっとしたコツで寝かしつけをスムーズにできるようなポイントをお伝えします!
▼動画でもお話をしています
寝る前にできる準備
エアコンで部屋を冷やしておく
まずとっても大事なのが寝る前の準備です。
寝る前まではリビングで過ごされている方も多いと思いますが、さぁ寝室に行くぞ!という時に寝室のエアコンをつけてもムワッとしてしまいますよね。
暑いとどうしても寝つきづらくなるので、事前に寝室にエアコンをかけて冷やしておきましょう。
事前にエアコンをかけておくと部屋がしっかり冷えるだけでなく、お布団もひんやり気持ちよくなっているんです。
人は(大人も子供も)眠りにつくときは体の中の体温(深部体温)を下げて眠りにつくようにできています。お布団が冷えているとうまく体から熱を奪ってくれるので、眠りにつきやすくなると考えられます。
お風呂の活用
お風呂と睡眠の深い関係
お風呂と睡眠にはとても深い関係があります。
それは前の項目にも書いた通り、人は寝るときに体から熱を放熱して体温を下げて眠る性質があるためです。
お風呂から出た直後は体があったまっていますよね。
体温が通常よりも高くなってホカホカ状態なので、その状態では眠りにつきづらいのです。
大人でいうと、40℃のお湯に15分入浴して高まった体温が元に戻るのに90分かかると言われています。
これが赤ちゃんの場合は、湯温も少しぬるめ、かつ、入浴時間も短めと考えるともう少し早く元の体温に戻ると考えられます。
目安は就寝の45分〜1時間前くらいにお風呂からあがれていると良いでしょう。
湯冷めするから服はすぐ着せるべき?
お風呂から出たとき、湯冷めが心配だから!とすぐに服を着せたくなりますよね。
でも、いざ着せようとすると嫌がってギャーーーーーーー!!!と泣いちゃう…なんて経験、ありませんか?
これはもしかすると、赤ちゃんが「まだ暑いのに服なんて着せないで!」と訴えているということが考えられます。
まだホカホカの状態のまま無理矢理に服を着せてしまうと、汗をかいてあせもの原因にもなりますし、その後汗がひいて冷えてしまうということにもつながりかねません。
夏は特にお風呂上がりは暑いです。風邪をひかない程度に、少し放熱する時間をおいてあげるといいと思います。
我が家の娘(3歳)は風呂上がり、パンツもはかずにリビングで走り周っていることもあります…(笑)
寝るときの室温や服装のポイント
何を着て寝かせればいい?
寝かせるとき、どんな服装で寝かせていますか?
一例を出すと、例えば室温が24℃だとするとおすすめは「半袖パジャマ+薄手スリーパー」です。
セパレートのお洋服をきている月齢の子であればユニクロなどの半袖半ズボンのパジャマで構いません。ネットで調べると、着るのもテンションがあがるとってもかわいいパジャマもたくさん売っています。
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低月齢の赤ちゃんであれば、「メッシュ肌着+薄手スリーパー」で十分だと思います。
▼夏用の薄手スリーパーのおすすめはこちらから
スワドルアップなどを使用されている場合、生地の種類にもよりますが温めすぎには注意が必要です。手の先や足の先まで全て覆われるので、22-23℃など涼しめの室温を意識していただけると良いと思います。
▼スワドルアップとは、夜泣き・寝かしつけに悩む方向けの簡単に着せられるおくるみです(リンクは夏用)

スリーパーを着せるタイミング
スリーパーを着せることをおやすみのサインにすることも非常に良い取り組みですが、部屋が冷えきっていなくて暑かったり、お風呂のホカホカがまだ続いていたりする場合は後からスリーパーを着せるのも一つの手です。
まずはスリーパーを着せずに寝かしつけをして、少し時間が経ってからママやパパが就寝する際に着せてあげるようにしてみましょう。
暑い夏、やる気も体力も奪われてしまいますが、ちょっとしたコツを応用して少しでも楽に寝かしつけをしてみてくださいね。
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