【生後2ヶ月】30分で起きるのはねんねが下手?抱っこでしか寝ない!トラブル解決法【家事も進まない】

3分で分かる!寝かしつけ強化クラス




こんにちは!

乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。

この記事では生後2ヶ月の赤ちゃんの成長・睡眠について、睡眠の専門家の視点で解説をしていきます。

▼YouTubeでは動画でお話ししています。

生後2ヶ月の成長と睡眠の悩み

生後2か月くらいになってくると「あ~」や「う~」などと喃語を話し出したり、こちらの声掛けに反応しだしたり、自分の手を発見して見つめてみたりし始めます

そして、ちょっとずつ飲むのが上手になって、体つきもぽっちゃりになってきます。1回で飲める量が増えてきて、赤ちゃんによっては4~5時間眠ってくれる子もいます。

その一方で、30分しか寝てくれない!寝たと思ってもすぐ起きちゃう!というのも非常に多いお悩みです。

30分しか寝てくれないとママは落ち着かないですよね。「今から30分寝ますので、どうぞ家事してて!」なんて赤ちゃんは言ってくれません。10分で起きるかもしれないし、「ひーっ!」と声を上げるかもしれない。そんな風に1日中そわそわして、家事も自分のご飯もままならないですよね。

今回の記事では、そういった「短い時間で起きてしまう」というお悩みの対策について解説していきます。

 

なぜ30分で起きちゃうの?

短い時間で起きてしまう、その理由はずばりねんねが下手だからです。

赤ちゃんたちは自分で寝るのが上手ではなく、寝かしつけをしてもらわないと上手く寝られないことが多いのです。

ではどうやったら長く寝てくれるようになるのかのポイントを2つご紹介します。

長く寝てくれるようになるためのポイント

①寝る力をつけさせてあげる

②ねんねの邪魔になることをしない

この2つのポイントについてそれぞれ詳しく解説します。

 

①寝る力をつけさせてあげる

赤ちゃんはお腹の中では自分で寝ていたのですが、生まれていきなり別世界に出てきて急に「空気は自分で吸え~!自分で寝ろ~!」と言われてもなかなか難しいです。

おまけに新生児の頃からママやパパが抱っこして寝かせてあげることによって「抱っこして寝かせてもらえるのが当たり前~!」という風に覚えてきてしまっている可能性があります。

この「当たり前~!」を解消してあげるのが、寝る力をつけさせてあげるということです。

 

そのためにやっていただきたいのが”すぐ抱っこしない!寝落ちする前にベッドへ置く”ということです。         

すぐ抱っこしないというのは泣かせて放置するという意味ではなく、段階を踏んであやしましょうということです。

上の図の左が強いあやし、右が弱いあやしです。

一番右の「セルフねんね」というのは、子供を起きた状態で寝室に一人残し「おやすみ」と言って親が出て行っても一人で寝られるという意味です。ここまでくると寝かしつけは不要です。

もし今授乳で寝かせているなら、まずは抱っこでも寝られるようにするのがファーストステップです。「飲む=寝る」になっているのを切り離していきます。

抱っこで寝ている場合も同様で、まずは降りて寝られるように練習していきます。

最初は抱っこしてあげていてもOK。眠そうにしてきたな~と感じたら、寝落ちする前にベッド(または布団)へ置きます

そしてここが重要で、また泣いてしまったら上の図の右から順をたどってあやします。つまり、まずは声かけであやし、泣き止まなければトントンやなでなでなどスキンシップ、それでもだめなら抱き上げる…というようにやってみてください。

何度も繰り返した結果、結局抱っこで寝ることになってしまうということになっても、この月齢では普通ですので心配する必要はないです!でも、このように置くチャレンジを行っているかどうかで癖のつき方が変わってきますので、心に余裕があるときはぜひチャレンジしてみてください。

あ!抱っこじゃなく寝られた!という瞬間がやってきたら、1回出来たら次は2回3回とできるようになってきますよ。

 

②ねんねの邪魔になることをしない

「ねんねの邪魔」とは、眠りの妨げになるような環境を排除する、妨げになる行動をしない、ということです。

意図的に邪魔しようと思ってする人などいないと思いますが、良かれと思ってやっていることが実は眠りの妨げになってしまっていたり、思ってもいない要因が影響していたりするものです。

眠りを妨げてしまう行為について、下記にリストアップするのでチェックしてみてください。

眠りを妨げる可能性のある行為

・泣いたら即反応
・泣くたびにおむつ替え
・声をかけながら授乳
・授乳が終わったらライトを消す
・寒さ対策(かけ布団/おくるみ/靴下)
・エアコンをつけない
・音をたてずにしーんとさせている
・昼寝は明るい部屋でしている
・夕方は眠そうでも寝かせない
・寝るときは豆電球
・帰宅後のパパとお風呂 ※時間が遅い場合

 

なぜ妨げになってしまうのか、どういう条件ならOKなのかなど含めて詳しくは動画で解説しているのでご覧ください。

▼睡眠を妨げる意外な行為

 

 

生後2ヶ月の赤ちゃんのママへメッセージ

短く起きてしまう場合の対策を書きましたが、そうとは言っても2か月で30分で起きるということは全然普通です!

生後8か月くらいまではなかなかまとめて長く寝てくれるようにならないものです。ママ友の中には「うちの子、3時間も連続して寝ちゃって~」という方もいるかもしれません。

そういう話を聞くと「なんでうちの子は寝てくれないんだろう…」と悲しくなったりしてしまいますよね。

でも大人だってみんな一人一人趣味嗜好も個性も違うように、赤ちゃんにだって個性がありますし、遺伝している体質や性格もあります。「生後●か月」という生き物ではないんですよね。だから違って当然なんです。

うちばっかりしんどい…そう思ってしまうかもしれませんが、悲しくつらい気持ちになってしまったらぜひ個別相談してください。一緒に改善していける方法を見つけていきましょう。今からできること、ご自宅の場合はどうすればよいか、アドバイスしています。

 

そして、心がけとしておすすめなのはTODOを考えないこと。例えば、寝ている間に家事しよう!みたいなことを考えるのを放棄することです。

ご飯は買い食いでいい、お惣菜でいい、洗濯物は乾燥機回してたたまずにクローゼットに投げておくでOK!そこから拾って着てても死なないから(笑)

とにかくママは寝て、余裕あるときには赤ちゃんに寝る力をつけさせてあげるように、段階を踏んであやすことと寝落ちする前に置くことを練習してみるようにしてください。

限界!と思ったら抱っこして寝かせて全然いいんですからね!

 




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