こんにちは!
乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。
先日、インスタライブをした際に「保育園入園が不安です」といった旨の相談やご質問を多くいただきました。
不安ですよね…私も2年前同じ気持ちだったので、とってもよくわかります。
うちの場合は夜泣きもひどいし、人見知りもひどいし(ママが視界にいないとギャン泣き)、一時保育も整体院の1時間だけ隣の部屋で預かってくれるようなものしかしたことがなかったので本当に不安でした。
今回は保育園入園に向けて、事前に整えておくべきことやスケジュール、入園後の寝ぐずり対策について睡眠コンサルタントの視点からご紹介していきます。
今から保育園スケジュールに合わせる?
「夜泣き赤ちゃんの入園準備」という記事で私も書いているのですが、一般的によく言われるのが“入園前に、保育園のスケジュールに慣らしていきましょう”ということです。
ここで出る質問が「いまはお昼寝2回しているのですが、保育園に入るとお昼寝は1回だと聞きます。いまから1回にしておいたほうがいいのでしょうか?」というもの。
この“お昼寝1回問題”については、月齢にもよるのですがぜひ先生に一度相談してみていただきたい事項です。
例えば生後5か月の子が0歳児クラスに入園するのに、生後11か月の子と同じスケジュールで過ごせるとは先生も思っていないと思うからです。
それぞれの月齢ごとに、例えば1歳までは眠くなったらお部屋の隅に布団を敷いて寝かせるなどの対応がとられる可能性があります。
私が「保育園のスケジュールに慣らしていきましょう」としているのは、早寝早起きのスケジュールに慣れておきましょうね!という意味です。
育休中だとつい、朝寝なんだか夜の就寝の続きなんだか…というようなあいまいさで9時すぎまで寝てしまう…なんてこともありますよね。
夜泣きをされていたりすると特にママは寝不足で大変なので、朝起きれないということ多いと思います。
が…しかし、そのまま保育園に突入すると急に朝起きなきゃいけなくなってワタワタワタ~!!!っとなります。子供自身も朝起きることに慣れておらず、急な生活リズムの変化についていけないので、不機嫌になってグズりやすくなることも考えられます。
少し前の段階から保育園の時間に朝起きることに慣れていくようにしましょう。
▼夜泣き赤ちゃんの入園準備
入園後、夜泣きが始まる/悪化してしまったら?
赤ちゃんたちにとって、ママと離れることはとっても心細いこと。
必ずママが迎えに来てくれるということも最初は理解できないため、「ママがどこかに行ってしまうかも!置いて行かれたのかな?!」と不安になってしまうものです。
そうして保育園にいる間中大泣きし、目を腫らして帰ってくるなんていうのも慣らし保育のあるある。
うちの娘に至っては、慣らし保育を1ヶ月して、その終わりの頃にやっと床に着陸できました。それまではずっと抱っこ・おんぶで食事も睡眠も過ごしていました(そのときの体験談は別記事に書いています)。
▼飲まず食わずで大泣き!泣き止まない慣らし保育を乗り越えた体験談
事前にできることとしては、保育園が楽しいところだという印象付けをしておくこと。
入園予定の保育園にお散歩に行き、お兄ちゃんお姉ちゃんたちが楽しそうにしている様子を見ながら「楽しそう打ね~〇〇ちゃんもお友達と一緒に遊びたいね~」などと声掛けをすることで、ここは安心して楽しめるところなんだというマインドセットにつながります。
入園後、夜泣きがはじまったり悪化したりしてしまうのは一時的に気持ちが不安定になっているからです。
心が不安定になることによる睡眠トラブルの場合、今までできていたことは心が整えばできるように戻ります。
保育園にいたらママが迎えに来てくれる、安心、楽しめる場所だとわかって慣れてくれば戻れますので、焦らず落ち着いて対処しましょう。
まずは、睡眠トラブル対策の基本となるスケジュールと睡眠環境を今一度見直してみましょう。
・睡眠時間は足りているか(足りていない場合はできるだけ寝かせる対処を ※方法は下記の記事参照)
・睡眠環境は整えられているか(動画参照)
▼お昼寝が1回になって日中の睡眠不足になってしまったときの対策
▼睡眠環境の整え方
自分が楽できることを大事にする
復職、そして保育園、親子ともに新しい環境になるのは不安ですよね。
しかしこれは実体験からの感想ですが、正直ちょっとすれば慣れます。
でも慣れたところでママが仕事も忙しくて帰宅してもワンオペで、大変すぎて子供につらくあたってしまって自己嫌悪…などといったら何のために働いてるの?!と思ってしまいますよね。
だから、とにかくできるだけ楽をしてください。
楽をするための知識とスキルをたくさん身につけてください。
帰宅後の離乳食は市販品でもOK、ご飯とお味噌汁だけでもOK、料理研究家の土井善晴さんだって「一汁一菜」で良いと提案しています。
お財布と相談ですが、家事代行もたまには呼んでいいし、お掃除はルンバやブラーバに任せたっていいんです。
ママが笑顔でハグをして、短くても濃くて幸せな時間を子供と過ごせるように、工夫してみてくださいね。
▼ワーママの朝晩は戦争!我が家のリアル家事24時と時短ワザ
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