母乳育児に知られざる落とし穴?赤ちゃんのビタミンD欠乏症

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こんにちは!

乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。

「母乳は完全栄養食」

そんなイメージありませんか?

赤ちゃんには母乳さえ与えておけば完璧!私はそんな風に思っていました。

 

もちろん、母乳は赤ちゃんにとって最高の食べ物です。栄養だけでなく免疫、酵素、ホルモンなど様々なものをママから赤ちゃんに与えられます。

ですが、実は母乳を与えるだけでは不足してしまう栄養素があるのです。

それが「ビタミンD」です。

 

この記事では、うちの子はビタミンDが不足している?不足するとどんなことが起こるの?どうやって補えるの?ということを解説していきます。

 

うちの子はビタミンDが不足している?

近年、子供のビタミンD欠乏症が増えていることが問題になっています。

とはいえ、元気に問題なく育っているわが子を見たら、病気の兆しもないし、うちの子は問題ないのでは?と思いますよね。

現状は症状が見られなくても、将来的な骨の発達に関わってくる可能性があるんです。

下記にビタミンD不足になるチェックポイントを記載しますので、当てはまるところがあるかチェックしてみてください。

 

ビタミンD不足チェックポイント

・完全母乳

・紫外線には当たらないように気をつけている

・魚(シラス、鮭、サバ等)はあまり食べさせていない

・卵アレルギーがある

上記に当てはまる方はビタミンDが不足している可能性があります。

 

ビタミンDが不足するとどうなるの?

ビタミンDの代表的な働きは、骨を強く保つことです。

骨を強くするのはカルシウムの役割では…?と思ってしまいがちですが、大事なのはカルシウムだけではないのです。

実はビタミンDにはカルシウムの吸収を助けて骨に沈着させる働きがあるのです。

それが不足すると骨の変形や、成長障害(背が伸びない等)、さらには「くる病」にもつながってしまう可能性があります。

くる病とは

くる病は、O脚・X脚などの骨の変形や、転びやすいなどの歩行障害がみられる病気です。ビタミンDが作用しなくなったり、リンが不足することにより、骨の石灰化が妨げられることで起こります。
低リン性くる病ナビ より引用)

 

ビタミンDはどうやって補える?

ビタミンD不足の原因は、偏った食事日光不足だと言われています。

 

ビタミンDが多く含まれる食品

・魚類(サケ、ブリ、イワシ、サンマ、カツオ、マグロ、サバなど)

・きのこ類(キクラゲ、干し椎茸など)

・卵黄

すでに離乳食を始められている方はお気づきかもしれませんが、離乳食初期に赤ちゃんに与えるようなものにはあまりビタミンDが含まれていないのです。

特に卵黄についてはアレルギーの可能性があるので、問題がなければ摂取開始することができますが慎重に進めたい食材ではあります。

そのため、最初に紹介したチェック項目にも「卵アレルギーがあるか」というものが入っていたのです。

我が家の場合は娘が卵アレルギーを持っているため、卵黄の摂取はできません。

アレルギーを恐れて卵や魚を食べさせない親が増えていることが、ビタミンD欠乏症の増加の一因になっていると考えられています。

 

また、日光の摂取不足というのはビタミンDが日光を浴びることによって体内に作られるということに関係しています。

紫外線を気にして日焼け止めを塗っていたり(塗ることは悪いことではありません!必要な対策なのですが)、猛暑や大気汚染で外に出られなかったり、遊びに出ても紫外線量が足りなかったりということが原因となって、体内で十分な量のビタミンDが生成できていないと考えられます。

 

そこで、我が家ではこちらを愛用しています。

無味無臭のオイルで、一滴ずつ指にとって舐めさせたり、ミルクや飲み物などに混ぜて飲ませたりすることができます。

1日に1〜2滴で必要なビタミンDを補って摂取することができます。

 

アメリカでは当たり前にサプリメントが使用されていますが、日本ではまだまだビタミンD不足への意識が薄く、赤ちゃんにサプリメントを与える習慣もないと思います。

ですが、子供の将来のため、健康のために、より新しい育児の知識を得て、新しいものを取り入れていくことをおすすめしたいと思います。




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