【添い寝OK?】赤ちゃんに安全で最適な寝室環境はこれでした【体験談】

3分で分かる!寝かしつけ強化クラス




こんにちは!

乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。

 

私は出産前にキングサイズのベッドを購入しました。

こだわりのマットレスで、お値段も家賃2ヶ月分くらいはしました(笑)

家族3人で添い寝をするためです。

 

しかし娘2歳の今、このベッドはありません

 

「子供が生まれたら家族3人で添い寝しよう」

なんて微笑ましい光景を想像しながら考えていたのに、どうしてこうなったのか。(最初は添い寝していました)

なにが理想と現実の差だったのか。

私と同じように大きなベッドで添い寝を考えている方のためにお伝えしたいと思います。

 

思い描いていた理想

子供ができたら家族で川の字になって寝るんだろうな〜と何となく思っていたのは私の育った家がそうだったからだと思います(布団でした)。

子供ができる前はセミダブル1台で寝ており、お互いに体が痛かったということもあって、自然と“子供も一緒に寝られる大きなベッドを買おう!”という発想に至りました。

ところが、「ファミリー ベッド」「家族 添い寝 ベッド」などで検索してもそうそう大きなベッドって出てこないんですよね。出てくるのはほとんど低床ベッド。

ここで気づくべきだったのですが、私たちは普通の高さのベッドを求めており、ネットにないなら家具屋で注文しよう!と家具屋さんに出向いて取り寄せてもらうことにしました。

実際にキングサイズベッドに寝っ転がり、いまのセミダブルとの広さの違い・快適さに目を輝かせ、お互いが端と端に寝ながら「これなら子供がいても一緒に寝られる!子供2人くらいまでならいけるんじゃない?」と話していました。

妊娠中〜寝返り前くらいまではとても快適でした。子供は置いたら置いた場所から動かないし、起き上がってお世話をするのも簡単。目を開ければ目の前にいるので、いつでも様子を確認できて安心…と思っていました。

そう快適だったのは子供自身が自分の力で動けるようになってくるとだんだん変わってきました。

 

理想と違った現実

つぶすのが怖い

子供が動くようになってきて、まず一番に起きた問題は「つぶすのが怖い」ということ。

もちろん寝返りしない間もそうなのですが、動くようになってくるとどこにいるか予測不能なので、寝返りを打つたびに子供がどこにいるか場所を確認し、つぶしてしまわないか、誤って布団をかけてしまわないか、気にかけるようになりました。

 

蹴られる

子供が大きくなればなるほど実害が大きくなってきたのがコレ。

蹴られるどころか、突然の顔面へのかかと落としなど、痛みを伴う被害が発生するようになりました。

想像と違った一番大きな点は、子供は寝相がすごい…ということ。

180度回転したりするので、真横になっていることがあり得るんですよね。というかびっくりするぐらい、いつも真横になっている。

つまり川の字じゃなくてHなんです。

すると、結局私は隙間にマッチ棒のように寝るか、足元に横向きに寝るか…というようになってしまって、いつもの自分の場所で安心して眠ることができなかったんです。

 

触られる

添い寝をしているということは、いつでもママに触れる状態だということです。

うちの娘は夜泣きがひどく、寝かしつけもかなり手がかかっていました。

授乳での寝かしつけを卒業したとき、次に癖になってしまったのがママを触りながら寝ること。

長袖のパジャマの袖口から手を突っ込んで二の腕あたりをサワサワしてくるんです。聞こえはかわいいですが、もうこれがめっちゃくちゃイライラする!!!!

毎日毎日、寝かしつけの時、夜中に目が覚めて泣いたとき、毎度これをされるので本当にイライラして悩みました。

 

安全面でのリスク

転落

一度だけですが、夜中に「ドスン!!」と音がして、子供が床に落ちたことがありました。

高さのあるベッドに寝るというのは本当に危ないこと。コンサルタントの資格を取った今の私では考えられません。

当時も頭側と両端を壁にくっつけて、足元にはベッドガードを付けていたのですが、そもそもベッドガードも危ないですし、カバーしきれていなかったので落下してしまったことがありました。

幸い何事もなかったのでよかったですが、変な落ち方をしていたら…と考えると恐ろしくてたまりません。

一度こういうことがあると、次の日から落ちないかとビクビクして寝るようになってしまいました。これって眠りが浅くなってしまうんです。

 

▼安全性な寝室の作り方についてはこちら

赤ちゃんの夜泣きにも関わる!?眠りの質を良くする、安全な睡眠環境とは?

 

乳幼児突然死症候群

元気だった赤ちゃんが突然死亡してしまうことを乳幼児突然死症候群(SIDS)と言います。

はっきりとした原因はわかっていませんが、以下のようなことが関係していると研究されています。

・掛け布団をかぶって口や鼻がふさがってしまう
・体温が上昇しすぎてしまう
・親が寝返りをうったときにつぶしてしまう
・ベッドガードの隙間に顔が埋まってしまう
 

これらのことは親との添い寝によってリスクが高まります。寝床を分けることによってそのリスクを減らすことができるものです。

掛け布団が顔にかかったりしないようには当然気を付けていましたが、自分が寝ている間の行動に100%大丈夫だと断言することはできません。

そして気にかけていることで親の睡眠が浅くなり、質の悪い眠りになってしまうことにもつながっていたんです。

▼乳幼児突然死症候群についてはこちら

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは?防ぐにはどんな対策が必要?

 

安全な寝床とは

ベビーベッド

ベビーベッドは最も安全な寝床です。

日本国内で販売する乳幼児用ベッドには、PSCマークの表示が義務付けられています。SGマークは製品安全協会が安全だと認定したものに表示されているマークです。


PSCマーク・SGマークが付いているベビーベッドを選ぶようにしてください。特に中古で購入する場合には注意が必要です。

2019年秋に扉付きベビーベッドの死亡事故を受けて消費者庁から呼びかけがありましたが、扉付きベビーベッドを使用する場合は必ず扉が固定されていることを確認してください。毎回ひっぱって確認するのを習慣化すると良いでしょう。

参考)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191115/k10012178851000.html

とはいえ、今まで布団で寝てきてしまって今更ベビーベッドを買うのもなぁ…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そういった方には2歳以降にも変型してキッズベッドとして使用できるタイプのベッドがおすすめです。小学生まで使えると考えれば、今からでも買うのは遅くないと思えるのではないでしょうか。

▼キッズベッドに変型可能なベビーベッドおすすめ

【ベビーベッド】キッズベッドにもなる!2歳以降も大活躍の変型ベッド4選

 

布団

布団は転落の危険がないため、添い寝をする場合は布団にするよういつもおすすめをしています。

ベビー用の布団では寝返りによって場外に転がり出てしまうので、部屋に敷き詰めるくらいにして、どこで寝ていても気にならないようにしてあげると、転がり出たのを元に戻す…という余計な介入をして起こしてしまうことを防げます。

もしくは次に紹介する我が家の寝室のように、囲いを付けてしまうのもおすすめです。

 

我が家の現在の寝床

蹴られたくない、サワサワされたくない、という私の希望を叶えるため、そして安全性を考慮して、キングサイズベッドを撤去してこんな寝室に改造しました。


ベビーサークルで壁を作って、その中を自分の部屋という認識にさせています。

我が家は少しでも広さを確保するためにサークルを2辺にしか設置していませんが、場所が確保できるのであればしっかり4辺を囲ってあげるほうが安定します。

ちょっと狭いのですが、広すぎるよりはしっかり場所を決めて囲ってあげるほうが子供は安心できます。お腹の中で狭い空間に入っていたので、狭いところは落ち着くんです。

だんだんとお腹の中の記憶も薄れていくので、成長にあわせて少しずつ広げてあげたい(大人の場所が狭くなりますが…笑)とは思っています。

▼お布団をベビーサークルで囲む方法についてはこちら

赤ちゃんとお布団で添い寝!安全に寝る方法、快適な寝床の作り方

 

こちらの動画ではより詳しく我が家の寝室の様子をご紹介しています。

 

私の失敗を参考にしていただいて、ぜひ快適な寝室環境を作ってくださいね♪




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