こんにちは!
乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。
外出の時、抱っこではなくベビーカーでねんねしてくれたら楽ですよね!
とはいえ、なかなかそう上手くもいかないのが赤ちゃん。
この記事では、「ベビーカーで寝てくれない」問題について、コツをお伝えします。
①泣く前に乗せる

月齢ごとにおおよその寝かしつけのタイミングの目安があり、その時間を過ぎると睡眠を邪魔するストレスホルモンが出て、「眠いのに寝られない!」という状態を生み出してしてしまいます。
タイミングを過ぎて眠くなりすぎてしまってからでは、「抱っこがいい~!」と訴えて、そもそもベビーカーに乗ってくれない可能性があるので、ご機嫌なうちに乗せるようにしてみてください。
▼月齢別の寝かしつけタイミングの詳細はこちらから
②体を動かしてから乗せる

ベビーカーで一度もねんねできたことのない子は、ベビーカーをねんねしていい場所と認識できていない可能性があります。
そのため、眠くなりやすい条件を整えて、一度寝られた経験を作ってあげることが大切です。
歩ける子なら十分に運動をさせてから、あんよ前の子はハイハイをさせたり、ママが手足を持って身体を動かしてあげたりしてから乗せてみてください。
③「ねんねしていいんだよ」と声をかける

お外の刺激の中で眠るのは赤ちゃんにとっては少し難しいこと。
おうちの整った環境でなく、ざわざわとしたお外で寝るのはちょっと不安に感じてしまうこともあります。
「ママはいるからね、ねんねしていいんだよ」と優しく声をかけてあげて安心させて、ここで寝てもいいんだよと教えてあげるようにしてください。
④(できる場合は)暗くする
ベビーカーのフードを降ろし、暗く寝やすくしてあげてください。
フードを下げても足元まで暗くしきれない、という方は別売りの大きいシェードをつけてみるのがおすすめです。

ただし、起きているうちにフードを閉めると泣いてしまう子もいるので、そういう場合はできるだけうす暗めの単調な景色の道を選んで歩いてみてください。床面がデコボコしているとなお良いです。
私はショッピングモールの階段の踊り場や両サイドにずっと木が立ち並んだ公園などで、ガタガタのある場所を選んで歩いていました。
⑤ねんねのお友達を連れて行く

夜のねんねの時も大事なねんねのお友達。
これがあると安心!というぬいぐるみやブランケットのことを指します。
そういったねんねのお友達がある場合は、ベビーカーでのねんねの際も渡してあげることで安心して眠りにつけるサポートになります。
ねんねのお友達は本人が気に入って持つものでないと難しいため、親がこれを持たせよう!と考えてもなかなか難しいものです。
授乳中の赤ちゃんであれば、授乳の際にママが脇にはさむなどして母乳の匂いやママの匂いを移してあげると安心できるアイテムになりやすいです。
1歳を過ぎた子であればある程度お話しができるので、お店に一緒に行って選ぶのが良いです。
⑥温度調整
ベビーカーは大人の歩いている位置よりもずっと地面に近い位置にいるため、夏は暑さが心配です。ミニ扇風機や接触冷感マットを活用してください。


また、冬の場合も歩いている大人と違って、座ったままで風を受けるので寒さを感じやすいです。温め過ぎは良くないですが、適宜ブランケットやダウンケープなどで調整してあげてくださいね。


赤ちゃんのねんねに関する個別のご相談はこちらから。
ベビーカーの寝かすコツについては、YouTube「ねんねママちゃんねる」でも解説していますので、ぜひご覧ください!