こんにちは!
乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。
iPhone、使っている方多いと思います。
睡眠コンサルティングでは、
「寝かしつけのときには部屋を真っ暗にして、ママも携帯を使わないようにしてください。」
「寝かしつけ1時間前にはお子さんにテレビや携帯などを見るのをやめさせてください。」
とお伝えしています。
質の良い睡眠をとるために、朝までぐっすり眠るためにこれ守っていただきたいのですが、何かの拍子にどうしてもiPhoneが必要になることがあるかもしれません。
そんなときのために知っておくと便利なテクニックをご紹介します。
なぜ寝る前や寝かしつけ時に携帯を使ってはいけないか
そもそもなぜ携帯を使ってはいけないのでしょうか。それは人が眠くなる仕組みに関係しています。
私たちの体では、夜になるとメラトニンというホルモンが分泌されます。
このホルモンが出ることによって自然と眠りにつくことができるので、睡眠ホルモンとも呼ばれています。
しかしこのホルモン、夜になっても明るいところにいると分泌が少なくなります。
そしてiPhoneなどのスマートフォンから発されるブルーライトもそのメラトニンの分泌を減らしてしまう原因の1つ。
子供が夜にブルーライトを浴びることでメラトニンの分泌が減り、体は疲れているのに眠くならないという状態が起こり、睡眠不足・睡眠の質の低下・夜泣き・寝つきが悪いなどの睡眠トラブルにつながります。
どうしても携帯を使いたい方に
睡眠コンサルを受けていただくクライアント様に
「授乳アプリをつけているので、どうしても携帯を使いたいんです」
といったようなことを言われることがあります。
まず第一にお伝えしているのは、
「寝る前や寝かしつけのときだけは大体の記憶で記録お願いしたいです。」
ということなのですが、そこはそれぞれの方針や事情があるかと思います。
そんな、どうしても携帯が必要な方にお伝えしているポイントが以下の3つです。
①画面を極限まで暗くする(iPhoneの場合)
まず、寝る前には部屋の明かりをだんだんと落として行っていただきたいです。
その中で明るい携帯を使っていると画面が眩しいですよね。
みなさんきっとこの画面で明るさを操作されているのではないでしょうか?

でもこれ、実はMAXの暗さではないんです。
極限まで暗くする手順はこちら。
画面が拡大されるので3本指で3回、トリプルタッチをします。
これで設定は完了です。
毎回この設定をするのは大変なので、ショートカットに登録しておくと便利です。
あとはホームボタンを3回タップするだけで、いつでもこの設定を呼び出すことができます。
②Night Shiftを設定する(iPhoneの場合)
ブルーライトを減らして暖かい色に画面を変化させる「Night Shift」モードの活用も便利です。
手順はこちら。
時間指定で好きな時間に設定できるので、入力しておくと便利です。
③ブルーライトフィルムを導入する
ブルーライトをカットするブルーライトフィルムを夜の間だけでもつけるようにしてください。
※ブルーライトフィルムをつけたまま屋外に出ると、画面が見づらいなどの弊害があるため、家の中で夜間だけでもつけるのがおすすめです。

できる範囲で工夫を
最初にも書きましたが、あくまで基本的には寝る前や寝かしつけ時、そして子供が寝た後の寝室では携帯は使用しないのがおすすめです。
ですが、どうしてもそれは現実的ではない…!という場合、できる範囲で工夫をしてください。
睡眠コンサルティングでは、ママの気持ちを最優先でお話しさせていただいています。
ママの気持ちを軽くして、家族全体を明るくするためにアドバイスしているのに、それでママが不満を持ったり嫌な気持ちになってしまっては本末転倒だからです。
だから、無理して全部全部やらなきゃ!ではなく、できる範囲で工夫を。
どうしたら良いかわからない、いい工夫の仕方がわからないなど、困ったらご相談くださいね。

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記事の内容は、「ぎゅってweb」でも掲載されています。