こんにちは!
乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。
腸内環境が悪くなり、アレルギー、アトピー、うつなど様々な症状を引き起こすリーキーガット症候群。
腸内で消化できない栄養素や毒素が体に漏れだし、免疫異常が起こるのです。
「様々と言ってもどんなものがあるの?」 「本当にリーキーガットが原因なの?」 「私ももしかして関係ある?」
本記事では、お読みいただく皆さんの中にも心当たりがあるかもしれない症状を含めご紹介していきます。
リーキーガット症候群とは?について書いた記事(1分で読み終わります)
↓こちら
リーキーガット症候群による症状、あなたもそうかも?


いかがですか?
たくさんありますし、1つくらいは身に覚えがありませんか?
お酒を飲む → 肌が荒れる
と考えていたのが
お酒を飲む → 腸に異常 → 肌が荒れる
だったのかもしれません。
「だからどうしたの?」
そうですね。なんでもないことかもしれません。
ですが、複数思い当たることがある方は

こう捉えていただければ、将来的な予防も含めてより多くの人に関係のある話ではないでしょうか。
それでは主な症状について、お話ししていきます。
食品過敏症(遅発性)・食品アレルギー(即時性)
以下①と②が互いに重なることで、食べたものに過敏に反応するようになり、腸はさらに炎症を起こします。これを「食品過敏症」といいます。
①食べるものによって腸が刺激されること
②腸のすでにある損傷が問題を引き起こすこと
食品過敏症は、食べてから遅れて症状が出るのが特徴で、現れるのに数時間から数日かかるものまであります。なので、、、
何を食べておかしくなったのかわからないのが最大の問題です。全身疲労などで現れることもあり、見過ごされることも多いです。
これと同じ構造で、「食品アレルギー」は、アナフィラキシーショックなどの症状が、食べ物を食べた直後に起こります。
リーキーガット症候群の食べ物によるアレルギーは、「食品アレルギー」「食品過敏症」両方とも考えられますが、食品アレルギーによる即時症状が出るものが多いです。
病院でパッチテストや血液検査で調べられます。
・アトピー性皮膚炎
・花粉症
・アレルギー性鼻炎
・ぜんそく
・じんましん
・かゆみ
・呼吸困難
・しっしん
・貧血
・糖尿病(遅発性のアレルギー反応)
自己免疫疾患

自己免疫疾患とは、身体の免疫システムに異常が起き、自分の体組織を攻撃してしまうもので、実に80以上の疾患があります。
リーキーガットの3大原因の一つである「未消化のたんぱく質」が体内をめぐると、免疫システムはそれを敵とみなして攻撃をはじめます。
未消化のたんぱく質が来なくなっても、攻撃スイッチが入ったままになってしまいます。
ではどんな自己免疫疾患があるでしょう。
円形脱毛症
免疫細胞が毛根にある細胞を誤って攻撃することで、髪の毛が抜けてしまう病気です。
よくストレスと関連づけられますが、食生活が原因かもしれません。
関節リウマチ・リウマチ性多発筋痛症
関節リウマチは、抗体が関節の結合部分を攻撃することで、関節の痛みや変形を起こします。
リウマチ性多発筋痛症は、抗体が筋肉に影響を及ぼし、首肩などに痛みを引き起こします。
潰瘍性大腸炎・クローン病
大腸に炎症が起こり、腹痛と血便の混じる下痢などが一般的な症状です。新薬開発など治療法が確立されつつありますが、慢性的でなかなか治りにくいとされています。
対して、クローン病は胃腸器官が炎症を起こし、腹痛や下痢、大腸がんにもなり得ます。
Ⅰ型糖尿病
すい臓の細胞を免疫システムが破壊し、血糖値を下げる「インスリン」が作り出せなくなってしまいます。血糖値が高いままだと心筋こうそく、脳こうそく、他の糖尿病も発症するおそれがあります。
他にも、
・全身性エリテマトーデス(SLE)
・慢性疲労症候群 → こちらはあとで少し詳しくお話します。
・白斑(皮膚の間に白い班点のような部分ができる)
・橋本病
などが疾患として存在します。
ホルモン効果
女性ホルモン(エストロゲン)がリーキーガットにより、腸の穴を通り抜けると、ホルモン過剰の状態となります。
・うつ
・甲状腺機能異常
・抜け毛
・低血糖
などの兆候がみられます。
特に、女性では
・子宮筋腫、ポリープ
・乳がん
・大腸がん
・PMS(月経前症候群)
など子宮や乳房のような婦人科系器官の異常を引き起こします。
一方、男性が女性ホルモン優位の状態であると
・性欲の低下
・副腎疲労(女性も)
→血圧低下、体重減、不快症状など
・前立腺がん
などが考えられます。
慢性疲労症候群
病名としては、「筋痛性脳脊髄炎」として知られています。
単に疲労が蓄積された状態の、慢性疲労とは別物です。
この病気は、過剰に疲労感を感じ、体を動かすことができない疾患です。自己免疫疾患の一つとされています。
・混乱
・ぼんやり
・記憶障害
・顔のむくみ
などです。
原因の詳細と対策
リーキーガット症候群が関連している症状は、お話ししきれないほどあります。
これらを
と気にとめていただければ幸いです。特に、自分以外のお子様など家族の方にとっても健康は大切なことであるはずです。
次に思うのは
とのことと思います。
例えば、アトピー性皮膚炎でもステロイドなどを塗れば、一時的に回復するかもしれません。ですが、また症状が出て繰り返す方は食事から根治をはかるのがよいとおもいます。
そちらに関しては
↓下記の記事で詳しく説明しております。ぜひお読みください。

それでは今回はこのへんで(^^)
バイバイキーン♬
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