赤ちゃんの夜泣きはいつまで?泣き止まないのには原因があった!

3分で分かる!寝かしつけ強化クラス




こんにちは!

乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。

 

夜泣きに悩むパパママ、お疲れ様です…!!

生後数か月~数年にわたって、ママやパパをめちゃくちゃ悩ませる夜泣き。本当に大変ですよね…今回はその原因やよくある勘違いについて書いていこうと思います。

 

夜泣きは待っていて収まるものではない

私も夜泣きに悩まされるママの1人でした。

 

ねんねママ

抱っこすること1時間、お腹の上に寝かすこと30分、背中スイッチ失敗すること3回、やっと…やっとベッドに置けた…

赤ちゃん
(30分後)  ふぇっ、ふぇっ、ふぇっ、ひいぃーーーーん
ねんねママ

また振り出し…?もう嫌だ、こっちが泣きたい…(死んだ魚の目)

 

いつになったら夜泣きって収まるんだろう?

あと何年耐えればいいの…?

当時の私と同じように、「夜泣きの月齢だから仕方ない。時が来るまで耐え忍ぶしかない。」と思っているママさん、結構いると思います。

 

実はそれ、誤解なんです。

夜泣きには原因があるので、待っていて収まるものではありません。

ですが、原因があるということは、その原因を取り除くことで夜泣きに対処できるということです。

赤ちゃんが夜泣きをするのにはいくつかの原因がありますが、多くのママたちが誤解をしているのが日中の睡眠不足です。

ここでは、月齢ごとの適切な睡眠量と、夜泣き解決のポイントとなる寝かしつけタイミングの目安について解説していきます。

 

赤ちゃんの睡眠不足とは?

赤ちゃんが泣く原因

赤ちゃんが泣く原因はさまざまです。

自分の思っていることを言葉でうまく伝えられない赤ちゃんたちは、泣くことによって自分の欲求を訴えています。

赤ちゃんが泣く原因

・お腹がすいた

・暑い/寒い

・お尻が濡れて気持ち悪い

・痛い

・具合が悪い

など、さまざまな思いを泣くことによって伝えています。

 

部屋が暑過ぎないか、寒すぎないか、空気が乾燥していないか、パジャマやオムツの締め付けが苦しくないか、肌をかゆがっていないか、など部屋の環境や衣類などで、直接的に赤ちゃんが泣いている原因がないかは確認をしてみてください。

 

日中の睡眠不足による夜泣き

直接的な原因はすべて取り払ったはずなのに夜泣きをしている…そんなときは日中の睡眠不足が関係しているかもしれません。

そもそも日中に睡眠不足になるとなぜ夜の睡眠に影響があるのか。その理由は脳の構造にあります。眠くなると脳の理性的な部分(前頭葉)が寝てしまい、感情的な部分(大脳辺縁系)だけが起きて興奮状態になってしまうのです。

 

日中寝不足になる悪影響

・寝つきが悪くなる

・眠くてグズグズする

・睡眠の質が悪くなる(眠りが浅く、ちょっとした音や刺激で起きやすくなる)

・早朝に起きてしまう

 

赤ちゃんには元気に活動できる時間の限界があり、その長さは月齢や成長度合いによって異なります。

相当ねんね上手な赤ちゃんでない限り、基本的に赤ちゃんは(教えられていなければ)自分で眠る力を持っていないため、自分が元気に活動できる時間を過ぎてしまっても勝手に寝てくれるということはありません。

つまり、「眠くて仕方ないのに起きている」という状態が起こります。

 

特に夕方〜就寝までの時間には注意が必要です。就寝前の連続起床時間が長くなると、脳が興奮状態のまま眠りにつくことになるため、夜泣きが発生しやすくなります。

 

赤ちゃんを睡眠不足にしないために気を付けるポイント2つ

月齢ごとの適切な睡眠量

ポイントの1つ目は1日のトータル睡眠時間です。

 

左列「1日の睡眠時間」が、月齢ごとの1日のトータル睡眠時間の適正量を表したものです。中央列と右列はその内訳(夜寝/昼寝)の目安です。

 

たとえば10ヶ月の赤ちゃんの場合、1日12〜15時間の睡眠が必要で、日中の睡眠は朝寝と昼寝の2回、合計で2~3時間が適切ということになります。(※表の時間はあくまで目安です。出生時の体重や成長度合い、運動量などによって異なります。)

 

月齢ごとの寝かしつけタイミングの目安

2つめのポイントは先ほど触れた、寝かしつけタイミングの目安です。

 

こちらが月齢ごとの寝かしつけタイミングの目安表です。

夜泣きに悩むママさんのお話を聞いていると

「うちの子、全然寝ない子なので、そんなに早い時間じゃ寝られません!」

といったようなことがよくあります。

 

表の数字はあくまでも目安なので、本当に全然眠くなさそうなのに無理やり寝かしつける必要はもちろんありませんが、お子さんが本当に眠くないのか、よく観察してあげてください。

ご機嫌ななめでぐずったり、おもちゃに興味を示さなくなったり、顔をこすりつけたりするのは眠い合図です。泣いてぐずったり、あくびをしたり、と完全に眠くなってしまう前に、寝かしつけを始めることでスムーズな入眠を促すことができます。

※お昼寝が短く起きてしまった場合は、表の時間よりも早く眠くなる可能性があります。

 

まとめ

 

・夜泣きには原因がある(=原因を取り除けば解決できる)

・1日のトータル睡眠時間が足りているかチェック

・最適な寝かしつけタイミングを過ぎていないかチェック

 

まずは上記のポイントをチェックして、意識的に寝かしつけをしてみてくださいね。

 

毎日の夜泣きでつらい思いをしているママさんたちのお役に立てれば幸いです♡

赤ちゃんのねんねに関する個別のご相談はこちらから。




2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)