アレルギー体質の子供と睡眠トラブル(寝ない・夜泣き等)の関係

3分で分かる!寝かしつけ強化クラス




 

こんにちは!

乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(@nenne_mama)です。

 

うちの子は食品アレルギー持ちです。

ここのところ随分改善してきたものの、元々は卵・乳・小麦・大豆・ゴマ…などにアレルギー反応がありました。

 

肌もアトピーっぽい肌質をしており、肘や膝の内側をかゆそうにしていることもよくあります。

 

そのため、私自身もアレルギーについて関心が深く、勉強したり対策したりを色々してみています。

その中でも今回はそのアレルギーが睡眠トラブルにどう関係しているのかについてお話したいと思います。

 

知っておきたい食品アレルギーの種類

食品アレルギーと聞くと、食べ物を食べた直後にブツブツが出たり肌が赤くなったりすることを想像される方が多いかもしれません。

でも実は直後に反応が出るものだけがアレルギーではなく、遅れて反応がでるタイプのものもあるんです。

 

即時性(食品アレルギー)

即時性のアレルギーは一般的に知られている食品アレルギーです。

アナフィラキシーショックなどの症状が、食べ物を食べた直後に起こります。

 

うちの娘の場合は、離乳食でいろいろ試しているときに卵を少し多めに食べさせたら食事直後に泣き出し、ミルクと食べたものを全部吐きました。

そのあと全身が地図のようにまだらに赤くなり、これはアレルギーだ…と焦って病院に駆けつけ、正式に卵アレルギーの診断を受けました。

 

遅発性(食品過敏症)

遅発性のアレルギーである食品過敏症は、食べてから遅れて症状が出る食品アレルギーです。症状が現れるのに数時間から数日かかるものまであります。

 

何を食べておかしくなったのかわからないのが最大の問題です。全身疲労などで現れることもあり、見過ごされることも多いです。

 

うちの娘の場合は、保育園入園前まではうどんや乳製品など普通に食べさせていました。卵のときのような反応もなく、食べられるものだと思っていました。

しかし保育園の看護師さんから「納豆を食べた後に口の周りが赤くなった」「朝食にヨーグルトを食べてきている日の午前中は機嫌が悪い」などの指摘を受け、血液検査をしてみたところ大豆や乳にもアレルギーがあることが分かったんです。

 

元々グズがひどい子だったので、食事後グズグズしていてもまたか…くらいに思ってしまっていましたが、おそらくこれは遅発性の食品アレルギーですぐには反応が出ないものの、実は本人としては体調不良に陥っていたのではないかと思います。

 

遅発性であっても、病院でパッチテストや血液検査を受ければ調べることが可能です。

 

睡眠とアレルギーの関係

アレルギーによって肌がかゆかったり、気分が悪くなったり、アトピー性皮膚炎などを発症したりすると睡眠にも影響がでます。

 

大人でも肌がかゆかったりすると、なんだかムズムズして眠れなかったり寝苦しかったりすることがありますよね?

 

それが子供の場合はまだ寝ることが上手でないので、夜中に起きてしまう、夜泣き、寝室でなかなか寝付かないなどの睡眠トラブルにつながってしまいます。

 

そのため睡眠コンサルティングでは、アレルギーやアトピーをお持ちのお子さんの睡眠トラブルには食品や寝具の素材などを原因の1つとして考えることがあります。

 

もしかしてアレルギーが原因?という睡眠トラブルの対策

ここまでを読んでいただいて、いまお子さんに起きている睡眠トラブルが、もしかしてアレルギーが原因している?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

アレルギー検査をされたことがなく、疑わしい場合は小児科医の診察を受けてください。必要に応じて血液検査などをしていただけます。

 

以下はご家庭でできる対策をご紹介していきます。

 

ボーンブロススープ

アレルギーの原因の1つに腸に穴があくリーキーガット症候群がある言われています。

それを癒す効果が期待できるのがボーンブロススープです。

ボーンブロススープとは鳥や牛などの骨と野菜を煮込んでつくるスープのことです。

 

オーガニックの骨と野菜の切れ端を圧力鍋(ない場合は炊飯器でもOK)でグツグツ煮込みます。

作っている姿はさながらラーメン屋の仕込みですが、家庭でも作ることができ、我が家でも必ず作り置きして冷凍しています。

 

▼ボーンブロススープについて詳しくはこちら

腸を癒す魔法のスープ「ボーンブロス」~アトピー、アレルギー、うつなどの対策~

 

寝具をオーガニック素材にする

化学繊維(ポリエステル・アクリル・ナイロン・レーヨン)は石油などを原料として化学的に合成された繊維で、皮膚の水分を奪ったり、かゆみを誘発したりすることがあります。

 

パジャマやシーツなどの素材がかゆみの原因になっている可能性もあるので、そういった場合は綿100%のパジャマやオーガニック素材のシーツなどに替えてみるのも一つの方法です。

 

▼アイテム例

 

換気や洗濯をこまめにして、寝具を清潔に保つことも大事です。

 

まとめ

食品アレルギーやアトピー性皮膚炎の症状がある子供の場合は、それらが原因となって睡眠トラブルが起きている可能性があります。

 

睡眠トラブルはさまざまなことが原因して起こっているので、必ずしもアレルギーだけが原因とは言えませんが、可能性がある場合は食事や寝具を見直してみてくださいね。

 

▼睡眠トラブルの様々な原因について詳しくはこちら

夜泣き・長時間の寝かしつけなどの睡眠問題を改善する「睡眠の土台」とは?

 

ねんねママ

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